チェスター・コパーポットの逆襲

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枯れ木も山の賑わい。 映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」を見て

こんにちは。ショウタロウです。

 

お坊さんも走り回る、師走。

 

でも忙しく走り回るのは

お坊さんだけではないのです。

 

そこで、今回は

 

映画ドーン・オブ・ザ・デッド

主演・サラ・ポーリー

監督・ザック・スナイダー 2004年 アメリ

 

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ざっとストーリーを

 

蘇った死人たちが

ゆるり、ゆるりと

歩いていた時代は終わり

 

遂に、死人たちは

「俺たちゾンビが走れないなんて
誰が言ったんだ!
みんな!くよくよ腐ってないで、海まで競争だ!」

青春ラグビーボールを抱きしめながら
生者の元へ、生前より速く走り出した。

 

そして
恋の花言葉を囁き合う恋人たちも


子供の笑顔を糧に

頑張るお父ちゃん、お母ちゃんも
全てを捨てて
必死のパッチで、走り出す。

 

「この飢えた熱い思い、あいつに届け!」


全人類強制参加の
最悪の鉄人レースは、死んでも終わらない。

 

感想。


僕は、本作のストロングゾンビ
全力疾走で迫ってくる様を見ると

あの年明けの恒例行事
「福男レース」を思い出さずにはいられません・・・

始まったばかりの一年のを勝ち取る為に
早くも一年分のを消耗させ、猛烈に走り抜ける男たち

彼らは、まさしく本作の走る屍の姿そのもの。

そうか・・・ゾンビは、死して尚、幸せを手に入れたかったのか・・・
いや、無に帰ったからこそ
幸せを渇望するのでしょうか・・・

是非、皆様もその勇姿しかとお見届け下さい。

最後まで読んでくれた皆様、ご厚情、痛み入ります。
そして、福男の皆様、ごめんなさい。