チェスター・コパーポットの逆襲

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ロマン飛行 映画「ターミナル」を見て

こんにちは。ショウタロウです。

 

自分で言うのはなんですが

僕は、親切な人間だと思う。

 

仕事のやり取りは、相手に合わして

丁寧に取り組むし

プライベートでも、見知らぬ人が

困ってたりすると、抵抗なく

「なんか困ってます?」なんて言葉が

自然に出てくる。

 

そして、やっと気付いたのだが

それは、人によっては結構難しい作業らしい。

 

臆病な僕は、内なる自分をなんでも、すぐ言語化したいらしく

じゃあこの自然に出てくる「人に親切にしたい」という

この感覚は、なんなんだろう?と考える。

 

そして、長年考えた結果、どうやら僕は

「まぁまぁ公を愛している」という事らしい。

 

でも、いわゆるナショナリズム」「愛国心

てのはどうやら違う。

 

見える風景として「困り顔」の人や

怒っている人が多いのは嫌なだけなのだ。

どうやらその程度。

 

エイリアンズの僕は、残念ながら

国や民族など、きっとちっとも愛していないのだ。

 

「もしもピアノが弾けたら~♪」じゃないが

もしも英語ができたら~

大きな地震が多くて、なんだかよく解らないルールばかり多くて

恋愛にさえも動画で見た市場原理を持ち込む若者と

100年は引退しない老人ばかりの

こんな国にこだわりなんかないのである。

 

そんな、まぁまぁ親切だけど

「どうも生まれて、すみません」な僕が

思わずハッと素敵な愛国者出逢えたこの作品。

 

映画「ターミナル」

主演・トム・ハンクス

監督・スティーヴン・スピルバーグ 2004年 アメリ

 

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ざっとストーリーを

 

遠い遠い旧ソ連辺りのクラコウジア共和国から

アメリカ、ジョン・F・ケネディ国際空港

降り立ったビクター・ナボルスキー。

 

しかし、ビクターは憧れのニューヨークの地に

1歩も足を踏み入れる事なく立往生していた。

 

その理由は、ビクターが、ロマン飛行を楽しんでいる間

祖国クラコウジアで、クーデターが勃発。

無政府状態になった事で、ビクターのパスポートは無効になり

もちろんビザも取り消しになった。

 

詰まり、彼は、アメリに入る事も

クラコウジアに帰る事も出来なくなったのだ。

 

法律の隙間に不時着したビクター

英語もままならないまま

勇気知恵親切心を武器に

この困難に、仲間をひとり、またひとり増やしながら

力強く立ち向かう。

 

さて、ビクターの運命や如何に?

 

本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

それでは、またこんど!