チェスター・コパーポットの逆襲

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コロナ・クルナ マスク・トルナ オエド・ポルカ

新型コロナウイルスの流行で、マスクが売り切れている。

災害の時と同じく、急激な需要に、供給が間に合っていない。

あと、購入者の中には、高額転売目的で買占める人がいるらしく

いわゆる2017年ニンテンドースイッチ狩りに続く。

完璧超人も真っ青な位の、2020年マスク狩りの勃発である。

 

「でも実際、都市部だけじゃなくて、こんなところでも売り切れているのか?

僕は、テレビやネットの情報を鵜呑みにするほど甘ちゃんじゃないぜ・・・」

と、近所のセイユーを見に行くと

本当に棚スッカラカンと売り切れていた。

「ごめんね。次回入荷も未定だよ」との事。

 

マスクなどの防護処置無しの状態で、感染者との長時間の接触

などで定義される「濃厚接触というものが、危険らしい。

みんなお気づきの当たり前体操だけど、これが、難しい。

電車通勤の時点で、この濃厚接触に該当してしまう気がする。

小売りは?飲食店は?

身体に触れるサービス業は?医療従事者は?

全部アウトな気がする。

マスクも職種によっては出来ないものもあるだろう。

 

なんとかマスクを手に入れても、それで、100%防げるのだろうか?

まさか防護服をきて生活する訳にもいかない。

う~ん。ここまで考えると、これは仕方ない気もする。

これだけ、多くの人間がうんしょ、うんしょと同じところで

生活しているのだ。

人間、残念ながら病めるときも、健やかなるときも

あるのである。

「だから・・・毎日毎日悔いのないように生きるの・・・」

なんて思う間もなく

誠に遺憾に思うが、今回のコロナ危機を回避したとしても

僕もあなたもいつか必ず死ぬのである。

 この当たり前を、僕らは忘れがちなのだ。

 

それより問題は

女性キャスターからの口から

連日、発せられる「濃厚接触という言葉かなりエロい。

 僕は、この言葉のせいで連日、こんな素敵な妄想に捕らわれている・・・

 

長澤まさみに「私に近寄らないで・・・私に濃厚接触すると危険よ!

あなたの事、愛しているけど・・・無理なの!」

と言われれば

「いいんだ・・・僕はそれでも君と今夜、濃厚接触したいんだ!」

と言わない人は、それでこそ全体の2%だろう。

 

そして、こんな記事を書くときに

「死者も出ているこんな時に不謹慎かも知れないが・・・」

なんて、前口上をいちいち僕は、今後も書かない。

いつからかツイッターで見かけるようになった

「FF外から失礼します」

なんてのと一緒で、そんな事をいちいち述べるから

要らないルールがどんどん作られ

新しかった世界がどんどん古い村社会と化していき

忌憚なき意見がどんどん撤退して

ユーモアも色気もリテラシーも欠如した

小型のゲシュタポみたいなユーザーが、存在してしまうのだ。

 

という訳で、こんな時だからこそ

笑えるものは笑っていいとも!

笑えば、免疫力が上がるし、ウィルスにも有効だ。

エロいものは、エライのである。

それに、生命に危機が迫るからこそエロい気がする。

 

「詰まり、こちらの濃厚接触少子化対策にはなるのではないか?」

と、僕の脳内コメンテーターが、連日注意喚起している。

 

話を戻す。

そして、お上としては

「出来るだけ、不要、不急の外出は控えて~

人が集まるような機会は、出来るだけ中止して~

コロナビールを飲んでも予防にはなりません~」

なんて言っておられるが

要は、イベントとか会合とか中止できそうな場合は

中止か延期してね。という事だ。

しかし、重ねて日々のお勤めに関しては厳しい、難しい。大好き。

 

そんな中一部の業種の企業は、テレワーク(在宅勤務)などを

推奨して、出来るだけ集団での濃厚接触をする機会などを

減らそうと努力しているようで、これを機に

テレワークの実績を実験的に捉え

コロナウィルス収束後も

災害発生時や新たなパンデミックの対応として

標準化していくのかも知れない。

僕のようなテレ屋で出来るだけ

人と会わずに仕事をしたい人間からすると

その未来はワ~クワ~クするが・・・

 

詰まり、現在は、多くの人は根本的に濃厚接触をさける事は

非常に困難という事で

 政府や専門家が推奨する対策を実行できる人は

テレワーク出来る人。

そして、そうなんらかの理由で働いてない人。

引きこもり、ニート、宝くじ当たった人。などなど。

普段なかなか、肩身の狭い想いをしている人の方が

感染を免れる事が出来る訳だ。

 

新型コロナは今のところ致死率2%位らしいので

今の対応で、社会止まる気は・・・多分しないが

例えばエボラ出血熱の致死率は50-80%なので

そんなウィルスが、今回みたいな流行り方をして

「それでも満員電車、乗るしかないもん・・・」

「俺、店長だから・・・」

「とりあえず会社の様子だけ見てくる・・・」

みたいな相変わらずの状態だと、恐ろしい事になるだろう。

 

そして、世界は

テレワーク組か、働かない2人以外は

いなくなった・・・になるかも知れない・・・

 

まぁそれはそれで、人類史をなが~い目で見れば

納得出来る

昔々も

「そっちは、サーベルタイガーが出るから・・・やめようよ~

ケンジくん・・・」

「なんだよ~大丈夫だよ~。ほんと、ペロやんは心配性だなぁ」

ガサガサッ・・・「ガォ~~~!!!」

「うわぁ!!ペロやん~助けてよ〜!!」

「だっ、だから言ったのに~。知らないよ~!僕知らないよ~!」

 

 または

「お~い、にっちょめ。このキノコ食おうぜ」

「・・・食べないよ・・・毒かもしれないだろ・・・」

「なんだよ。見た目も普通だし大丈夫だよ」

もぐもぐ・・・「うわぁ!!痺れてきた!あっ・・・目が見えない~

助けてよ~!にっちょめぇ~!!!」

「だっ、だから言ったのに~。知らないよ~!僕知らないよ~!」

 

・・・今いる僕たちは、こうして自然災害や、病や、戦争から

臆病な故、生き延びた

ペロやんと、にっちょめの子孫かも知れない・・・

だから、さぁ、今こそみんなで、あの約束の橋を渡ろう。

 

本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

それでは、またこんど!