絵本作家・五味太郎さんが作った「大人の絵本」はめっちゃいいぞ。
こんにちは。僕です。
皆さん、絵本作家・五味太郎さんを知ってますか?
おそらく、誰もが子供の頃、
一度はそのいい感じの絵本を見たり、触ったり、嗅いだり、
落書きしたり、ときに、豪快に破ったりした事があるはず。
その数ある作品の中でも、
五味さんのピリリと辛旨な人生観が
ふんだんに散りばめられた
「大人の絵本」をご紹介。
「うわぁ~!
ゴミさんの新刊でてるじゃ~ん!」
『絵本むかし話ですよ②』方丈社刊
今月、めでたく発売されたこちらの本。
で、それを勝手に記念して
今回は、2017年に発売された。
『絵本むかし話ですよ①』方丈社刊
をご紹介。
本作は
◦三匹の豚 ◦若い木樵(きこり)と若い女神さんのお話
◦裸の王様 ◦サンボ君の一日 ◦意地悪爺さんと正直爺さん
◦うそつき少年 ◦木の人形 ◦閻魔様に遭った男の話
◦桃の行方 ◦野原の鏡 ◦こぎつねの話
の11話からなる
可愛く、楽しい、そして、ハイレベルな読み物。
「おとな、むかし話」
きっとあなたも
読み出すと「ドキッ」「グサッ」「ヒヒヒ」
が止まらない。
特に、「桃の行方」お勧めです。
この話、途中は、笑えるんだけど
最後は、「うーん」と考えさせられる。
ひょっとしたら
そんじょそこらの大人には
難しい本かも。
今、書いてて気づいたけど
「そんじょそこら」と
「ポンデショコラ」は似ている。
それは、ともかく
是非是非、皆様。
子供の頃に、読んだゴミ・絵本と
また違う
新たなゴミ・ワールドに
足を踏み入れて下さいませ。
最後まで、読んで頂き誠にありがとうございます。
五味さんのエッセイなど
また、ご紹介していきます。
どうぞ、お付き合い下さいませ。