チェスター・コパーポットの逆襲

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「怪獣記」高野秀行著を読み、「UMAはいたんだ!父さんは嘘つきなんかじゃなかったんだ!」と叫んで。

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こんにちは。ショウタロウです。

 

皆さんは、未確認生物。なんてものに興味がありますか?

俗に言う

 Unidentified Mysterious Animal

(ユナイデンテファイド・ミステリアス・アニマル)

の頭文字を取ってUMAと言われる者たち。

 

日本では、河童、ツチノコが有名でしょうか。

 

そのUMAなる者を一躍有名にしたのは

やはりネッシー

こいつですよね。

 

ネッシーは、1930年代に

スコットランドネス湖、多く目撃された

恐竜の生き残りと言われたUMAで。

 

1934年、遂にその姿を捉えた写真が

新聞に大きく取り上げられ、世界的なUMAブームを

引き起こしました。

 

多くの学者や、探検家がこの地を訪れ

ネス湖に、船と不適な笑みを浮かべ

世紀の大発見を夢見た訳です。

 

しかし、後にこの写真は、捏造。

今で言うフェイクニュースであった事が判明し

そのブームは、一気に冷めていきました。

 

しかし、大きなブームは去ったとは言え

世界中のUMA大好き人間。

いわゆるUMAガチ勢による地道なレジスタンス活動

は、ブーム以降、ひっそりと未確認に続いており

そして遂に、そのガチ勢は再びネッシークラスの巨大な事件を

目の当たりにする事になります。

 

その事件とは

「伝説は真実だった!!!遂にカメラが捉えた

未確認水棲獣「ジャナワール」

1997年、トルコにある巨大な湖「ワン湖」にて

伝説の水棲獣「ジャナワール」通称「ジャナ」の鮮明な姿が撮影される。
映像は、すぐにCNNで放送され世界を震撼させた。

この生物は、本当に存在するのか?

存在するのなら今度こそ、恐竜の生き残りか??
はたまた人類の知らない全く別の種か???

世紀の大発見かもしれない大事件に、世界中で憶測が飛び交う。

「本物かフェイクか、それが問題だ!」

 

世界中がざわつく中

ここ日本にも、この事件を知り居ても立っても居られなくなった

UMAガチ勢を代表する

生けるレジェンド。高野秀行がいました。

 

我らが高野隊長は、真相を確かめるべく

すぐさま現地に向かいます。

そこに待ち受けていた多くの目撃例。
そして複雑な民族間の対立に奇妙に見え隠れする怪獣伝説。

思わぬアクシデントに見舞われ難航する怪獣探し。

やはりネッシーと同じく

「今回もナッシ~」と 怪獣はやはり幻か?

いや、それとも・・・ 

 

いつもながら、前置きが長くなりました。

で、今回ご紹介したいのは、その高野秀行さんの

「ジャナワール」

驚きのUMAミステリアス・ジャーニーを綴った。

 

「怪獣記」講談社文庫 高野秀行

でございます。

 

ここから、もう少し内容を

 

 まず、先ほど書いた。CNNで流されたこの「ジャナ動画」

の凄いところは、
ネッシー写真を含め、UMAの撮影映像にありがちな
「遠くにゆらゆら湖面をゆるがす、なんか大きな影」
「生物の首だけが水面からニョキっと出ている写真」
もしくは不自然に鮮明過ぎて
「これはCGだろ!・・・さては、B級映画の製作会社に頼んでつくってもらったな」
的なものでは、決してなく

確かに映っているんです。確かにいるんです...。
いや正確には、「いるように見えるんです」ですが・・・

「だって「ジャナ」ったら岸の近くで

クジラが潮を吹くように湖面から

呼吸口を出し大きく息をしているじゃありませんか!!!

 

これは、確かにすごい...。・・・姉さん、金田一さん事件です...」

 

もし、ご興味のある方は、youtube貼っときます。

ご覧になって下さい。

予め、ご注意です。
(カバみたいな、ワニみたいな生物が水面にいる動画。

いわゆるグロ映像、怖い映像では、ないと思いますが

「海が怖い」「深海の写真が不気味」「海面を覗くと足がすくむ」「湖が苦手」

などの海洋恐怖症の方は、見るのはお控え下さい。)

→動画はこちら ジャナワール動画 YouTube

 

高野氏は、現地での粘り強い取材を重ね

徐々に怪獣の足跡を辿り、調査を進めていくのですが
そこには日本人が不得意とする一神教の厳格な教えと
トルコ民族と少数民族との難しい対立問題が、
見え隠れしていたのです...。

 

続きは、是非、本編を読んでみて下さい。

 

これぞ冒険!これが男のマロン🌰・・・じゃなかったロマン!
ゆけ!ゆけ!我らが高野探検隊!
アメニモマケズ、カゼニモマケズ、どんとゆけ!

本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

是非、本ブログのガチ勢になって下さいませ。

宜しくお願い致します。