チェスター・コパーポットの逆襲

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そこにAIはあるのかい? 映画「ターミネーター2」を見て

こんにちは。ショウタロウです。

 

皆さんは、「AI」(人工知能に興味はありますか?

 

日本でも一時期は

猫も杓子もAI」の話で持ちきりで

 

その内容は

AIが医療、少子高齢化、エネルギー

それらすべての問題を解決してくれ

さらに時が進めば

僕らの未来は、夢のような娯楽であふれ

実際に開発されるであろう

ドラえもんは、もう、のび太くんだけのものじゃなくて

一家に1台、いや「一人に1台、ドラえもん時代」がやってくる。

などのトンデモで希望的な話もあれば

 

いやいや、AI時代の到来は、益々、国家間の格差を広げ

世界中の労働は、AIに奪われ

経済とは関わらず

街は半永久的に失業者で溢れかえる事になる。など

危機感を唱える話も多く聞かれます。

そして、またトンデモで悲観的な話だと

 

進歩を重ねた超AIが人間に反乱を起こす・・・

デデンデンデデン♪デデンデンオデン🍢

 

そうです。これです。

このもうロボットSF作品の

題材として、喰い尽くされてしまったこのアプローチ。

 

そんな未来が、本当にくるのでしょうか?

 

今回は、

こちらの映画を見て、考えてみて下さい。

 

映画ターミネーター2

主演 アーノルド・シュワルツェネッガー エドワード・ファーロング

   リンダ・ハミルトン

1991年 アメリカ 監督 ジェームズ・キャメロン

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オチバレなしで、ざっとストーリーを

 

未来から来た

皮ジャンマッスルなメカお父さん
今日も不眠不休、飲まず食わずで
息子ジョンお母ちゃんサラを脅威からひたすら守ります。

メカお父さんは

ピストルで撃たれても
鉄の棒で串刺しにされても
文句ひとつ愚痴ひとつ言いません。

 

困難に直面した際は
見た目からは
とても想像出来ない様な
理知的な判断を下します。

 

しかし、敵のターミネーターの追跡から

「行かねばならぬ 行かねばならぬのだ。」

逃げ続ける一家の暮らしは

正に「働けど、働けど、我が暮らしは、楽にならず」です。

 

さて、ジョンサラ

自分たちの命を守る為に突然現れた

この、カタくて、愛想がなくて、
無茶ばかりするお父ちゃんに
胸キュンする日はくるのでしょうか?

 

見て感じた事。


前半、いいテンポで、
殺人マシーン同士のドンパチが派手にあった後
一時間弱位はゆるやかな
ロードムービーのような展開をみせます。

 

これが、絶妙なんです。

 

派手で緊迫したアクションシーンだけではなく
このロードムービーの部分があるからこそ
何度見てもあきません。

詰まり。この展開がある事で
いつ殺されるかわからない極限状態の中
鉄の男との間に
家族の時間が少しだけ流れるのです。

そして、観客も人類滅亡より
この奇妙で儚い幸せが、崩されることの方が
つらく感じてしまいます。

人は、車、バイク、電化製品にすら
名前をつけて愛着を持つと言います。

はたしてAIは、
人間にを持ってくれるのでしょうか?

 

本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

次回もお付き合い下さいませ。

 

映画捜しに迷ったら、当ブログを読めばだいじょうV

(ネタが古くてすいません。敢えて補足致しません)