チェスター・コパーポットの逆襲

映画、本、ざれごと、好きな事を好きなだけ。

「THE、ざれごと」 シーズン1 第一話「苦虫」

こんにちは。ショウタロウです。

 

皆さん、口数は多いほうですか?

 

そもそも文化的に

日本人男性は、口数が少ない人が多いらしいのですが

僕は、結構しゃべります。

まぁ沈黙が怖い・・・ってのもあるのですが。

 

で、その大好きなおしゃべりをし過ぎて

先輩ガタガタに

「お前のざれごとに、付き合っている暇はない」

と、時々、ぴしゃりと怒られます。

 

あ・・・しまった。

またやってしまった・・・。

なんて反省していると

「あっ ・・・ざれごと。ってなんだろう?」

とまた、心の中で喋り出す訳です。

 

早速調べてみますと

 「ざれごと」

ふざけて言う言葉。冗談

 ふむふむ。それから

「ユーモラスな話」キラン☆

 

おお。これだよ!

ユーモラス!

 

昔、NHKで、佐野元春さんが言ってましたよ。

「ユーモア、それは希望であるキラン☆

 

ヘイ!ヘ~イ!

さすが、佐野さんだぜ!

 

「僕は、知らず知らずの内に

みんなに希望を振りまいていたんだ!

今までの僕は、間違いじゃなかったんだ!

今こそ、約束の橋を渡ろう!」

 

という訳で、佐野元春さんに

大きな勇気をもらって始める

 

新シリーズ

「THE、ざれごと」

です。

 

内容としましては

 

日常に潜む

ステキな、ざれごと

可笑しく楽しく、

時にシリアスに、エロチックに

勝手に綴っていこう。

という企画です。

 

そして

 「THE、ざれごと」

記念すべき シーズン1 第一話は

 

「苦虫」

 

 数ある慣用句のなかでも

「苦虫を噛み潰したような顔」

 

これの「苦虫」って言葉のインパクトはすごいです。

 

辞書で調べると

「噛んだら苦いだろうと思われる虫」

そのままですね。

 

言い回しとは解っていても

ひょっとしたらこの「苦虫」という言葉

 

昔々、カナブンバッタいも虫ヘラクレスオオカブト

「実際、食べちゃったら、苦かった」

そんな出来事から由来してたら

 「これは、素敵だ」と思い、ふとその話、考えてみました。

 

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江戸前の立ち食い蕎麦屋

そこで、やくざ風のお兄さんが

一口、二口食べてから

自分で蕎麦に仕込んだ小さな虫を

つまみ上げて、言いがかりをつけます。

 

「おい!おやじ!お前んとこの蕎麦は

油揚げの代わりに、虫を入れんのかい!?」

 

最初から胡散臭い客だと気付いていた

クレバーなおやじは、すかさずこう返す。

 

 「あぁ・・・すいませんねぇ。お客さんのには

もっと大きいヘラクレスオオカブトを入れたつもりでしたが・・・」

 

黙り込む、やくざ。

そして、ゆっくり箸で、蕎麦をさらうと・・・

どんぶりの底からヘラクレス

 見ようによっては、れんげにみえなくもないヘラクレス

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そんな iPhone SE位の大きさのヘラクレス

恐れおののき、血相を変え逃げ出すやくざ。

 

それを見て、入ってきた客は言います。

「なんでぇ。あいつ、まるで苦い虫を噛み潰したような顔しやがって」

 

こんな感じ。

あ~あ。こんな感じだったらいいのになぁ~。

「苦虫」

 

ではでは、また次回おたのしみに~。

 

今回は、特に

最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

また次回も、お付き合い下さいませ。