チェスター・コパーポットの逆襲

映画、本、ざれごと、好きな事を好きなだけ。

故意の予感。映画「激突」を見て

こんにちは。ショウタロウです。

 

皆さんは、車の運転は好きですか?

 

僕は、お気に入りの音楽を流して

甘いコーヒーをちびちび飲みながら

夜ドライブすると

ドラッグなんかしないでも

「世界中の夜はもう僕のものだぁ~!」

なんて感じの

多幸感に包まれます。

 

でも人によっては

ハンドルを握った途端に

性格が荒くなる人もいるみたいで

僕の友人もそのひとりですが・・・

他の車に、割り込まれた、追い越された

煽られただの。

文句アンテナ、ビンビンで運転する人。

 

う~ん。

そりゃ、下手すりゃ人の生き死に直結するし

ケガがなくても事故すれば、大きな損害が出るから

その余裕のなくなる感じは解るんですけどね。

 

まぁだからこそ、車の運転は

余裕を持って譲り合いの精神を

忘れずに。という事で

今回は

 

映画「激突」

主演 デニス・ウィーバー

監督  スティーヴン・スピルバーグ

 

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 をご紹介。

 

ネタバレなしで、ざっとストーリーを

 

セールスマンのデイヴィッド

大事な商談に向かう為
どこまでも続く道で、車を走らせていた。

 

すると、デイヴィッドの前に現れたのは
黒い煙を吐きながら遊泳する
薄汚れた巨大なトラック。

 

デイヴィッド

そのゆらゆらと陽炎のようにそこにある
巨大なトラック
追い越し、先を急いだ。

 

そして・・・
その何の変哲もない
追い越しをきっかけに
デイヴィッドは、巨大な悪夢から追われ続けることになる・・・

 

感想。

 

おじさんが

「早く安全地帯に辿り着きたい・・・」

と、嘆きながら
とにかく、ひたすら、ずーっと
ブンブンと大きなトラックに追われる

大人のほろ苦い青春ロードムービーです。

 

そして、本作が観客の心を

ずーっと掴んで離さない部分は

「おじさんが、追われている理由が解らない」

 これです。

 

そりゃあ、あなたのトラック追い越しましたよ
でも、そんな怒らせるような
煽りをした訳でもないでしょうが。

 

でも、その追い越しがきっかけで
殺人ドライバー
キルスイッチが入るのです。

 

手段を選ばず、迫り来る殺人トラック。
ボロッボロになりながら
逃げ惑う酒と泪と男と車。

終始そんな展開を見た
観客は、殺人ドライバーに対して

「なぜ!?なぜ!?あなたは!?」

そんな、玉置浩二のような台詞で
絶叫したくなるはずです。


さぁ、あなたも
この理由なき報復の真意。

確かめてみて下さい。

本日も、最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

また次回もお付き合い下さいませ。