チェスター・コパーポットの逆襲

映画、本、ざれごと、好きな事を好きなだけ。

退屈な人生なんてダメ・ゼッタイ。映画「トレイン・スポッティング」を見て

こんにちは。ショウタロウです。

 

皆さんは、コーヒー、コーラ

チョコレート、ポテチ、などなど。

「ほぼ、毎日飲んだり、食べたりするよ。

だって、やめられない。止まらないんだもん」

てな感じの

いわゆる「習慣的飲食物」はありますか?

 

僕は、コーヒーを毎日3杯位は飲みます。

「毎日、飲む量としては多い」と友人に

注意された事もありますが

いつも豆を買いに行く珈琲ショップには、

「それ位なら飲んでもいいよ~。とか、むしろ体にいいよ~」

なんて書いてあるから

さて、どうなんだろう?となる訳です。

 

近年、世界的に排斥運動が高まるばかりの

煙草も、健康被害はあれど

リラックス効果によってストレス解消できることは

否定できないらしく

長年、煙草を吸っていた人が、医者の勧めで

禁煙したところ

ストレス性の病で亡くなってしまった。という話もあるらしいです。

 

あとお酒は、百薬の長適量の酒はどんな良薬よりも効果がある)

と言われ煙草よりも、市民権があるような気がしますが

適量を超えれば、病に直結し、下手するとアルコール依存症と呼ばれ

途端に、煙草より危険なものとして扱われるのです。

 

う~ん。まぁ要は、コーヒーも煙草も酒も

使用上の注意をよく読み用法・用量を守って正しくお使い下さい。

という事ですね。

 

・・・そして、もちろん非合法は

もっとヤバいですよ。

 

という事で、いつも以上に前置きが長くなりましたが

今回、ご紹介したい作品は

 

映画「トレイン・スポッティング」

主演 ユアン・マクレガー 1996年イギリス ダニー・ボイル監督

 

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オチバレなしでざっとストーリーを

 

ヘロインと、ヘロインと、ヘロインに
ヘロヘロに溺れる毎日を送る男レントン

 

レントンは、こう叫ぶ。

「親も、恋も、友情もスプーンの上で炙って
グルグルにかき回して、飲み干したい!」

 

もちろん、レントンの身体は、その内悲鳴を上げだすけど
「それなら、またヘロインを飲めばいいだけ」と

レントンは笑う。

 

「明日なんか、トイレに流して
退屈な人生を走り抜けろ!」

機関車レントンとなかまたちの危ないレースは

今日もやめられない。とまらない。

 

見て感じた事。


不健康で
不健全で
吹っキレてる。

 

不況に喘ぐ1990年代のスコットランド

で繰り広げられる

ドラッグで、命を削る若者たちの
危うい日々を

斬新な映像で、
スピーディーに描く快作。

 

道を外れたもの同士の
狭くて逃げ場のない関係。

 

クスリにヤラれた
血管みたいに

もうボロボロで
今にも破れそうな希望。

 

若者は、その退廃的な道を
どう歩むのか?

 

そんな展開に、あなたもきっと
この作品の中毒になる。

 

最後に。

 

「誰でも知ってるあの有名な人が

違法な薬物の使用で逮捕された」なんて速報が

入る事が、国内でもそう珍しくはなくなった今日この頃。

 

それを目にした僕たちは

「地位も名誉もある人がなんで、そんな事をするんだ」

 とつぶやく事も多いです。

 

しかし、深く考えてみると

今回のブログの前半に書いたように

僕を含め多くの人間は

「わかっているけど、やめられないこと」を持っているのです。

 

それは、楽しみとして

出来ればバランスを注意しながら付き合う

事ですし、もちろんそれが、合法である事は

特に注意しなければならない事だと思います。

 

でも、一歩間違えば誰でも

そのルールを簡単に踏み外してしまうのでしょう。

 

楽あれば苦ありの長い人生。

とても切ない事、悲しい事と対峙する場面で

実は、誰もが「しらふ」ではいられないのです。

 

そのしらふでいられないもの同士で

「明日は我が身かもしれない」脱落者を

吊し上げにし、叩くだけ叩いて

虚しい満足を得る。

 

そんな事はもう止めるべきで

それより、同じ切なさを抱えたもの同士

新しい道を探る。

これが大事だと僕は、思います。

 

因みに当ブログは、もちろん合法ですし

今のところ、読み過ぎによる健康被害などの報告も上がって

きておりません。

 

どうぞ。安心して毎日好きなだけ読んで下さいませませ。

 

本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

また、お付き合い下さいませ。