チェスター・コパーポットの逆襲

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老兵の挽歌 映画「世界侵略ロサンゼルス決戦」を見て

こんにちは。ショウタロウです。

 

「車椅子の物理学者」こと

スティーヴン・ホーキング博士をご存知ですか?

 

博士は、学生の頃に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という

重い病にかかり

医者からは5年程度で亡くなると宣告されていましたが

途中で進行が急に弱まり、発症から50年以上に渡り

2018年 に 76歳で亡くなるまで

物理学、宇宙、SF映画ユーモアの研究

そして

宇宙人の脅威に警鐘を鳴らし続けた科学者です。

 

博士は2015年

こう発言しています。

「もしエイリアンが地球を訪問したなら

ネイティブアメリカンにとって望ましいことではなかった

コロンブスアメリカ大陸発見と同じ結果を招くでしょう」

 

詰まり。博士は

「エイリアンは辿り着いた星を支配し

植民地化することを目論んでいる」こう言っている訳です。

 

さて、これは博士お得意のユーモアなのか?

それとも

宇宙からの侵略は博士の中ではとうに証明終了されたものなのか?

 

いずれにせよ。僕らには

その時までに備えが、必要だろうという事で

今回は、こちらの作品をご紹介。

 

映画「世界侵略 ロサンゼルス決戦」

主演・アーロン・エッカート

監督・ジョナサン・リーベスマン

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ネタバレなしで、ざっとストーリーを

 

歴戦の猛者と知られる

海兵隊所属の

マイケル・ナンツ二等軍曹

日々の訓練の中で

自らの体力の衰えを痛感していた。

 

ある日、二等軍曹は、上官に

「体力の限界・・・」

千代の富士よろしく

退役願いを提出する。

 

「これからどうしようかなぁ。

そうだ・・・退役したら

海兵隊が教えるフィットネスダンス

マイケル・ブートキャンプで

大儲けだ!フォ~!!」

 

そんな二番煎じの夢を見ながら

最後の訓練を行う

二等軍曹に緊急招集がかかる。

 

その召集の内容は

「流星や隕石などではない

飛行物体が、世界中の海に続々と落下しており

全人類がゾクゾクしてるよ」といもの。

 

二等軍曹は、フィットネスダンスの夢を諦め

その体に流れる兵(つわもの)の血を

たぎらせ、再び戦場に向かうのであった!

 

感想。

 やっぱり

地球人と宇宙人との未知との遭遇

遅かれ早かれ、本作のような戦争になるのかなぁ。

 

日本の生物学者

「人類が滅ぶとしたら、理由はやっぱり戦争になるよね

戦争をするって事は、残念ながら人類の遺伝子にインプットされて

いる事だから・・・」

とおっしゃっていました。

 

うーん。僕らは、棒を剣に変え

剣を銃に変え、銃を爆弾に変え

ず~っと争ってきた訳です。

 

そう考えると

ホーキング博士が言うように

宇宙に出て、新天地を目指す

オーバーテクノロジーな家族たちも

僕らと、あまり変わらない理由で

地球にやってくるかも知れませんね。

 

是非、皆様もそんな事も

感じながら、生物たちの果てることない

戦いをご覧になって下さいませ。

 

本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

また次回もお付き合い下さいませ。